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2020.03.19
超空想科学奇譚 『食用人間~トリコジカケの中華料理』【2020年7月27日〜8月2日/東京】

亜細亜の骨
超空想科学奇譚
『食用人間~トリコジカケの中華料理』
作:林孟寰(リン・モンホワン/台湾) 翻訳:山﨑理恵子 演出:E-RUN

日本・台湾・香港——激動するアジア、3アイランドのコラボレーションによる世界初演!

壁を築くことで安全なところに身を置いたつもりが、いつの間にか自分たちを壁の中に閉じ込めてゆく。一体、人はどこから来てどこへ行くのか。これは、アイランド(島国)のものがたり。

2017年より始動したアジア戯曲の翻訳、上演を行う演劇ユニット・亜細亜の骨がオリンピックイヤーにお届けするのは、台湾の作家リン・モンホワンの眠れるSF傑作。この作品は2016年に台湾でリーディング上演されたが、舞台未上演だったものを中国語翻訳家であり亜細亜の骨主宰の山﨑理恵子(E-RUN)により掘り起こされ、東京で舞台として世界初演される運びとなりました。今回の上演にあたり、日本用にさらにアレンジを加えてお届けします。リン・モンホワンとタッグを組むのはこれで4作目、コンビネーションも上々です。
また今回は、E-RUNの強力な人脈の中から香港で活躍する美術・衣裳デザイナーのバッカス・リー、台湾とニューヨークで注目される作曲家レイ・ション、亜細亜の骨には最多出演している台湾の俳優チョウ・チュンポンが参加。日本キャストも個性的で魅力あるメンバーで布陣を固めます。どうぞご期待下さい!

【出演】
井上裕朗
奥田努(Studio Life)
深谷由梨香(柿喰う客) 
松田将希
周浚鵬<チョウ・チュンポン/台湾>

【公演概要】
<期間>2020年7月27日(月)~8月2日(日)
<会場>ウエストエンドスタジオ(東京都中野区新井5-1-1)
<使用言語>日本語・華語(華語・英語字幕あり)



チケット一般発売
2020年5月23(土)予定
※詳細は4月中旬頃に公式HP等でお知らせいたします。

【スタッフ】
舞台美術・衣裳=李峯<バッカス・リー/香港>
照明=横原 由祐
作曲=雷昇<レイ・ション/台湾>
音響=島猛
舞台監督=倉本徹
制作=イビケイコ
協力=DULL-COLORED POP Studio Life 株式会社bamboo 麻場優美
共催=阮劇団(台湾)
主催・企画・製作=亜細亜の骨

お問合せ:亜細亜の骨 
Email asianrib2018@gmail.com
Facebook https://www.facebook.com/asianrib/
Twitter https://twitter.com/2017asianrib
公式HP https://2018asianrib.stage.corich.jp/

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作家:林孟寰 (Lin MengHuan)
台湾の劇作家・シナリオライター・演出家。
2019-2020台湾・台中国家歌劇院レジデンスアーティスト。台湾大学演劇学科戯曲創作修士。台湾全土の学生文学賞、香港青年文学賞、台北文学賞、台北児童芸術祭児童劇戯曲賞などを受賞。主な舞台作品『野良犬之家』、『進め!箱舟』、児童劇『小潔の魔法の時間の卵』他、多数。テレビシナリオ作品『元は家族』、『通霊少女』(2017年台湾テレビゴールデンベルアワードのミニシナリオ部門最優秀シナリオ賞を受賞)。今、台湾で最も注目されている劇作家。
亜細亜の骨で林孟寰の作品を上演するのは『同棲時間』、『夢の物語』『野良犬之家』に続き4作目となる。
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亜細亜の骨
2017年1月に出発した演劇ユニット。メンバーのそれぞれが自分の活動を行いつつ、深いアジアの演劇交流を目指して、作品の紹介や上演を目指していくプラットホーム。2018年8月新宿シアターモリエールで台湾新作演劇『同棲時間』の世界初演にて高い評価を得る。2019年度はアジア戯曲エクスチェンジ@2019を展開し、日本でアジアの戯曲を6本。台湾にて日本戯曲を3本上演。また翻訳した日本戯曲は2020年マレーシアでもリーディングが上演された。創立3年目ではあるがゆっくりと演劇でアジアを繋ぎつつある。